「レンタルしてきた映画や、購入したアイドルのライブBlu-rayをパソ��ンで見ようとしたら、エラーが出て再生できなかった…」そんな経験はありませんか?

PCでブルーレイを再生するには専用のメディアプレーヤーが必要ですが、実は無料ソフトの多くは、市販のディスクに施された強固なコピープロテクトに対応していません。そのため、どのソフトを選べば確実に見られるのか迷ってしまう方は非常に多いです。

本記事では、無料プレーヤーの代表格であるオープンソースソフト「MPC-HC」を取り上げ、その優れたメリットと、利用時に知っておくべき致命的なデメリットを徹底解説します。さらに、「MPC-HCではどうしても再生できない暗号化ブルーレイ」を確実かつ高画質で楽しむための代替ソフトもあわせてご紹介しますので、ソフト選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

mpc-hc ブルーレイ

MPC-HCでブルーレイを再生するメリットとデメリット

MPC-HCは、オープンソースのメディアプレーヤーでブルーレイ再生に対応しており、2003年に登場して以来長い歴史のあるフリーソフトです。MPC-HCのMPCはMedia Player Classic(メディアプレーヤークラシック)の略で、HCはHome Cinema(ホームシネマ)の意味合いがあります。

mpc-hc ブルーレイ

ダウンロードサイト:https://ja.osdn.net/projects/sfnet_mpc-hc/

MPC-HCの特徴とメリット

MPC-HCには、以下のような特徴があります。

完全無料のフリーソフト(広告なし)

機能が豊富でありながら完全無料で利用できるため、ブルーレイ再生用プレーヤーを持っていない場合でもすぐに利用することができます。また、一部のフリーソフトのように広告が表示される心配もないため、インストール後に余計な操作を行う必要がありません。

動作が軽くシンプルなUI

ブルーレイを再生するプレーヤーはPCの高い処理能力を必要とすることが多いですが、MPC-HCは動作が軽く、ロースペックなPCでも安心して利用することができます。また、UIが非常にシンプルであるため、操作に困るようなことはありません。日本語対応という点も大きなメリットです。

内臓デコーダ・スプリッター機能が豊富

数多くの動画形式(フォーマット)、コーデックに対応しているため、ほとんどの動画ファイルを再生できるというメリットがあります。また、「DXVA」と言われるGPUを利用できる機能を搭載しているため、GPUを搭載しているPCなら、さらに動作を安定させることができます。

外部フィルターの導入・スキン変更

Directshowフィルターの追加や、スキンを変更させて自分好みの見た目に変更することができるため、後から自分用にMPC-HCをカスタマイズすることが可能です。

MPC-HC のデメリットと注意点

多くのメリットを持つMPC-HCですが、以下のようなデメリットもあり、利用する際には注意する必要があります。

既に開発が終了している

MPC-HCは2017年7月にリリースされた「バージョン1.7.13」を最後に開発が終了しており、今後は最新バージョンを入手するということが出来なくなっています。そのため、今後は最新OSやチップセットの更新などによってソフトが利用できないというケースが増える可能性があります。

今後も利用する場合は、OSやPCの更新に注意するようにしてください。

ウィルスに感染する可能性あり

MPC-HCには非公式のダウンロードページがいくつか存在しており、公式の最終バージョン以降のバージョンがダウンロード可能になっています。これらのサイトではセキュリティ面に問題があるケースが多く、場合によってはウィルスに感染する可能性があります。

MPC-HCの派生ソフト「MPC-BE」

mpc-hc

https://ja.wikipedia.org/wiki/Media_Player_Classic

MPC-HCから派生する形で登場した「MPC-BE(Media Player Classic Black Edition)」は、MPC-HCに関わったスタッフが別チームを編成して作成したメディアプレーヤーで、MPC-HCに搭載されていない機能や最新機能をどんどん取り込んでいるという特徴があります。

また、2017年に開発を停止したMPC-HCと違い、MPC-BEは2026年現在でも更新が続いており、将来性のあるフリーソフトと言えます。

機能面でもMPC-HCより軽く、対応フォーマット・コーデックが多いなどの意見が多く、現在はこちらを利用しているユーザーの方が多いと言えます。

ちなみにこれは有償ソフトであることをご注意ください。

ダウンロードサイト:https://sourceforge.net/projects/mpcbe/

MPC-HCでブルーレイが再生できない場合の対処法┃暗号化ブルーレイ再生方法

MPC-HCは既に開発が停止していることもあり、PCの環境によってはブルーレイが再生できないという場合もあります。そこで、今回は代替ソフトとして「PlayerFab オールインワン」を使ってブルーレイを再生する方法をご紹介します。

PlayerFab オールインワンの概要

mpc-hc

PlayerFab オールインワンは市販/レンタルDVD/Blu-ray/UHDディスクなどのディクスメディア再生に対応しており、Netflix、Amazonプライムビデオ、HuluといったVODサービスのダウンローダー機能も備えた総合ツールです。一部の機能だけを購入する機能もあり、用途に合わせてツールを選択することが可能です。

ブルーレイ再生するならその「PlayerFab Ultra HD プレーヤー」機能を使ってください。世界中のBlu-rayを再生できるので、Blu-rayリージョンフリー化対策になり、ディスクもISOファイルも再生可能、ナビゲーション再生やDVD/Blu-rayをISOとしてプレーヤーにインポートすることもできます。3D再生や4K Ultra HDをHDR10効果による高解像度で再生が可能です。

また、ポスターウォールを使ってローカル環境のメディアコレクションを効率よく整理する機能が役に立つでしょう。

また、全ての機能が30日間無料で利用できるため、使い倒した後に購入を検討するという方法も可能です。

PlayerFab オールインワン

  • 対応OS:Windows7(32/64bit)以降(Windows11対応)
  • 公式サイト:https://playerfab.dvdfab.org/
  • 対応言語:日本語
  • 価格:23,460円(30日間返金保証)
  • その他:30日間無料体験版あり、個別購入可能
  • CPU:Intel Corei3以降
  • RAM:4GB以上
  • HDD:40GB以上
  • その他:インターネット接続必須(アップデート等)

PlayerFab オールインワンをインストールと使い方

 

Step1
公式サイトより「無料ダウンロード」をクリックして、PlayerFabのインストーラーをダウンロードします。

もしくは、次のボタンをクリックしてPlayerFabをPCにDL&インストールします。

 Windows版を無料体験
 
100%安全(ウィルスチェック済)
PlayerFabを購入
 
100%安全(30日返金保証)
Step2
インストーラーを起動したら「クイックインストール」をクリックしてインストールを開始します。
Step3
インストールが完了したら「すぐ起動」をクリックして起動画面を開きましょう。

mpc-hc ブルーレイ

Step4
インストールが完了したら、「PlayerFab」を起動して、PCモードを選択します。

TVモードでも構いませんが、操作性に制限があるため、他の動作を行いながら使う人はPCモードがお勧めです。

mpc-hc ブルーレイ

Step5
トップ画面が表示されたら、画面左にある「ディスク」をクリックして、ドライブにブルーレイディスクを挿入します。右ウィンドウにブルーレイディスクの動画サムネイルが表示されたら、そのサムネイルをダブルクリックすると再生が始まります。

mpc-hc ブルーレイ

Step6
再生中にウィンドウ上で右クリックすることで、動画に関する様々な変更が可能になります。

mpc-hc ブルーレイ

●ポイント

PlayerFabでは、オンライン上でメタデータを入手できたファイルには、日本語版のカバーアートが表示されるため、動画の管理が非常に楽になります。また、動画再生に関してはHDRにも対応しているため、HDRに対応したディスプレイであれば、さらに高画質なブルーレイの視聴が可能です。

PlayerFab オールインワンでブルーレイが再生できない場合の対処法

PlayerFabを利用したのにも関わらず、ブルーレイが再生できないという場合は、以下の原因を疑ってください。

  • ブルーレイディスクに読み込み不良になるほどの傷、汚れがある
  • ブルーレイドライブが劣化、故障している
  • PlayerFabのインストールに失敗している

ブルーレイディスクの破損、ブルーレイドライブの劣化に関しては、修理、購入などで代替品を利用する必要があります。また、PlayerFabのインストール中に他の作業を行なっていたり、複数のインストール作業を行なっているとインストールに失敗する場合があります。

そうした場合には、一旦PlayerFabをアンインストールし、再度インストールし直してください。

MPC-HCでのブルーレイ再生に関するよくある質問

Q1:MPC-HCで市販のブルーレイディスクを再生しようとするとエラーが出ます。なぜですか?

ディスクに「AACS」などのコピーガードが施されているためです。MPC-HCは非常に優秀な無料プレーヤーですが、著作権保護のための暗号化を解除する機能は搭載されていません。そのため、スマホで撮影した動画を書き込んだ「自作のブルーレイ」は再生できても、TSUTAYAでレンタルした映画や、市販のライブBlu-ray、地デジを録画したディスクはエラー弾かれてしまい、絶対に再生できません。

Q2:MPC-HCでも「他の解読ソフト」と組み合わせれば市販のブルーレイを再生できますか?

技術的には可能ですが、結局コストと手間がかかります。パソコンのバックグラウンドでコピーガードを解除し続ける常駐ソフト(PasskeyやAnyDVD HDなど)を併用すれば、MPC-HCでも市販のブルーレイを再生できるようになります。しかし、それらの解読ソフトも結局は「有料」であるため、わざわざ複数のソフトを連携させるより、最初からブルーレイ再生に特化したオールインワンの有料プレーヤー(PlayerFabなど)を導入する方が、設定も簡単でエラーも起きにくく確実です。

Q3:MPC-HCは、ブルーレイの「メニュー画面」の表示に対応していますか?

いいえ、メニュー画面の操作には対応していません。MPC-HCで保護なしのブルーレイを再生した場合、ディスク内にある「最もデータ容量の大きい本編の映像」を自動的に読み込んで再生することしかできません。テレビのブルーレイレコーダーのように、綺麗なメニュー画面を開いて「チャプター選択」や「特典映像の再生」、「音声・字幕の切り替え」を行うことは不可能です。メニュー操作を行いたい場合は、正規のブルーレイ再生に対応した市販ソフトが必要です。

まとめ

今回はMPC-HCのメリットとデメリット、MPC-HCが使えなかった場合の対処法について解説させて頂きました。記事をまとめると、以下のようになります。

  • MPC-HCは優秀なフリーソフトだが2017年に開発終了となっている
  • MPC-HCと同じ操作性を求めるなら、現在も開発している「MPC-BE」がおすすめ
  • MPC-HCでブルーレイが再生できない場合は「PlayerFab」がおすすめ

MPC-HCは2026年現在でも優秀なブルーレイ再生用フリーソフトですが、派生ソフトである「MPC-BE」がアップデートされている関係もあり、必須ツールではなくなってきています。ただし、どちらのツールもフリーソフトで、予期せぬトラブルが発生した場合に対応することが難しい場合もあるため、使い勝手やサポートに不安がある場合は「PlayerFab」を利用してみることをお勧めします。