【2026年決定版】Windows 11でDVDが再生!再生できない原因とおすすめのソフトを徹底検証
要約: Windows 11 で DVD を再生するためのソフト7選(無料・有料)を、現役テックエディターが徹底比較します。AMD Ryzen 7 5700U 搭載の実機を使用し、実際の動作環境に基づいたレビューをお届けします。再生できないトラブルの解決策や、コピーガード対応、ISO再生、広告の有無など、各ソフトの具体的な機能差をエンジニア視点で解説します。
「Windows 7を使っていた頃はディスクを入れるだけで見られたのに……」
そう感じる方は多いはずです。実はこれ、PCの故障ではありません。
Windows 8以降、OSの仕様として「MPEG-2デコーダー(DVD再生機能)」が削除されたことが最大の原因なんです。Windows 11などの最新OSは、ネット動画には強いですが、昔ながらのDVD(MPEG-2形式)を読み取る機能がカットされています。そのため、私たちユーザーの手でDVD再生ソフトという専門ツールを導入してあげる必要があるのです。
この記事では、Windows 11やWindows 10でのDVD再生において、本当に信頼できるソフトはどれか、実際にインストールして検証を行いました。

1. なぜ Windows 原生システムは DVD を再生できないのか?
まず、根本的な疑問である「なぜ再生できないのか」を技術的に解剖しましょう。ここを理解すると、対処法が明確になります。
OS標準機能からのMPEG-2デコーダー削除
Windows 7までは「Windows Media Center」が標準搭載されており、MPEG-2という圧縮形式を解凍するライセンス料をマイクロソフトがOS代金の中で負担していました。しかし、ストリーミング時代の到来とともに、Windows 8/10/11 ではコスト削減のためにこの機能が標準から削除されました。
つまり、Windows 11 は標準でDVD再生に必要なデコーダーが搭載されていないため、そのままでは再生できません。視聴するには、別途再生ソフトをインストールする必要があります。
物理ドライブと I/O の壁
さらに、最近の薄型ノートPCには光学ドライブが内蔵されていません。外付けUSBドライブを使用する場合、USB 3.0/2.0の帯域幅や給電力不足により、データ転送(I/O)が不安定になり、再生がカクつくことがあります。 特に「パソコンでDVDが再生できない」と悩むWindows 11ユーザーの多くが、この電力不足によるドライブ認識エラーを見落としています。
2.【徹底比較】DVD再生ソフト機能一覧
価格や使いやすさといった基本項目に加え、市販DVDの再生に必須となるコピーガード対応力、セキュリティに関わる広告表示の有無、さらにISOファイルや4Kへの対応状況を含めて比較しました。
検証環境と基準
今回の検証では、以下のエンジニア基準で各ソフトをテストしました。
- OS: Windows 11
- CPU: AMD Ryzen 5700U
- GPU: AMD Radeon(TM) Graphics
- Drive: ASUS製 外付けDVDスーパーマルチドライブ

DVD再生ソフト機能一覧表
|
ソフト名 |
価格 |
初心者への優しさ |
コピーガード対応 |
画質(補正機能) |
セキュリティー(広告の有無) |
対応形式(ISO/4K/BD等) |
映真のひとこと |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
PlayerFab |
有料 (体験版あり) |
★★★★★ |
◎ (最強・自動) |
AI高画質化 |
★★★★★ |
DVD、 BD 、ISO 、4K Ultra HD 、一般動画など |
初心者でも全自動できれい。ISOや4Kも再生できる最強ツール。 |
|
PowerDVD |
有料 |
★★★★★ |
◯ |
独自補正 |
★★★★★ |
Blu-ray、DVD、8K、4K HDR、一般動画など |
圧倒的な知名度と安定性!国内シェアNo.1の定番ソフト。 |
|
VLC |
無料 |
★★★ |
× |
標準 |
★★★★ |
DVD、一般動画、 音楽ファイルなど |
定番ですが、市販DVD再生には少し知識が必要。 |
|
5KPlayer |
無料 |
★★★ |
◯ |
標準 |
★★ |
DVD、 4K、AirPlay、 DLNA |
機能は多いですが、頻繁な広告表示が気になります。 |
|
PotPlayer |
無料 |
★★ |
× |
高度な設定 |
★★★ |
DVD、 BD、一般動画 |
圧倒的なカスタマイズ性!上級者向けの超多機能プレーヤー。 |
|
MPC-HC |
無料 |
★★★ |
× |
標準 |
★★★★★ |
DVD、一般動画、古い形式 |
見た目はクラシックだが、動作の軽さはトップクラス。 |
|
SMPlayer |
無料 |
★★★ |
◯ |
標準 |
★★★★ |
DVD、 YouTube、一般動画 |
前回の続きから再生する機能が便利。 |
【比較検証の結論】
市販のDVDやレンタルDVDをトラブルなく再生したい場合: PlayerFab が最も推奨されます。強力なコピーガード解除機能とリージョンフリー機能を標準搭載しており、設定なしで海外製ディスクやISOファイルも再生できるため、機能面での制限がありません。
暗号化されていない動画ファイルだけを再生する場合: VLC media player または MPC-HC が適しています。無料で利用でき、動作も軽量ですが、市販DVDの再生には別途設定が必要になる場合がある点に注意してください。
セキュリティーに関する注意点: 一部の無料ソフト(5KPlayerなど)は機能が豊富ですが、広告表示や登録を促すポップアップが含まれる仕様です。純粋な視聴体験と安全性を重視する場合は、広告のないソフト(PlayerFab, PowerDVD, VLC, MPC-HC)を選択することを推奨します。
3. 【詳細レビュー】Windows 11 向けおすすめ DVD 再生ソフト7選
ここからは、各ソフトの特徴と実力を個別にレビューしていきます。難しい専門用語は使わず、「なぜおすすめなのか」「導入前に知っておくべき注意点は何か」を、メリット・デメリットを交えて分かりやすく解説します。
① PlayerFab DVD プレーヤー
~ 再生互換性と管理機能に優れた、Windows 11 時代のスタンダード ~

私が検証用PCだけでなく、プライベートでもメイン環境に導入しているのがこのPlayerFab DVD プレーヤーです。単にDVDを再生するだけでなく、市販ディスクの再生互換性とライブラリ管理において、フリーソフトとは一線を画す機能を持っているためです。また、GIF作成やDVDディスクをライブラリーにインポートすることなどの新しい機能も搭載します。
主な機能とメリット
- リージョンフリー再生機能
通常、PCのDVDドライブにはリージョンコード(地域制限)があり、変更回数に制限があります。しかし、PlayerFabはソフト側でこの制御を行うため、ドライブの設定を変更することなく、北米版や欧州版などの海外製DVDを再生可能です。輸入盤の映画やアニメを視聴するユーザーにとって、これは必須の機能と言えます。
- ISOファイル / フォルダ再生の完全対応
BDAV/AVCHD/DVD ディスクだけでなく、PCにバックアップしたISOイメージファイルやDVDフォルダを、ディスクを入れた時と全く同じ挙動で再生できます。仮想ドライブソフトを別途用意する必要がなく、ドラッグ&ドロップだけで再生が始まります。
- スマートポスターウォール(ライブラリ管理)
HDD内に保存された動画ファイルを読み込むと、インターネット上のデータベースから作品のポスター画像やメタデータを自動で取得します。ファイル名だけのリストが、配信サービスのような視覚的なライブラリに整理されるため、大量のコレクションを持つ方に最適です。
- 続きから再生
映画を途中で停止しても、次回起動時に自動的に前回の停止位置から再生を再開します。細かい機能ですが、日常的な使い勝手に大きく影響します。
- 再生できないエラーに二度と悩みたくない方: 市販DVDの強力な暗号化やコピーガードを瞬時に解析して突破する能力は、フリーソフトとはレベルが違います。
- 海外映画やドラマ、輸入盤アニメをよく見る方: リージョンフリー機能が標準搭載されているため、追加の設定が一切不要です。
- HDDに映画データを溜め込んでいるコレクター: スマートコレクション機能で、散らかった動画ファイルを美しく整理整頓したい方に最適です。
② PowerDVD
~ ~ 圧倒的な知名度と安定性! 安心の大手ブランド ~

CyberLink社が開発している、非常に有名なソフトです。国内メーカー製のパソコンを買った時に、最初から入っていることもありますね。
- 技術的な評価:
TrueTheaterという色を鮮やかにする機能が優秀です。ただ、高機能なぶん、ソフト自体のデータサイズが大きく、起動に少し時間がかかります(私の検証環境では約4.5秒)。ハイスペックなPCをお持ちの方向けと言えるでしょう。
- しっかりしたマニュアルやサポートがないと不安な方。
- テレビ画面のような操作パネルで管理したい方。
③ VLC media player
~ 世界中で愛される「三角コーン」のフリーソフト ~

お金をかけずにWindows 11でDVD再生を実現するなら、まず名前が挙がるのがこれです。オレンジ色の三角コーンのアイコン、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
- 技術的な評価:
基本的には優秀ですが、暗号化された市販のDVDを見るには、少し裏技的な設定(ライブラリの追加)が必要な場合があります。「インストールしたのに見られない!」と初心者がつまづきやすいのがこの点です。
- とにかく完全無料で済ませたい方。
- DVDだけでなく、スマホで撮った動画など何でも再生したい方。
④ 5KPlayer
~ iPhoneとの連携もできる多機能プレーヤー ~

動画再生だけでなく、iPhoneの画面をPCに映す(AirPlay)機能なども統合されたマルチなソフトです。
- 技術的な評価:
再生能力は高いのですが、検証中に気になったのは広告の存在です。無料版だと、起動時や終了時に宣伝が表示されることがあります。また、インストールした後に常駐しがちなので、PCを軽く保ちたいエンジニア視点では評価が分かれるところです。
- スマホとの連携機能も試してみたい方。
⑤ PotPlayer
~ 細部まで設定可能!こだわり派のための多機能プレーヤー ~

韓国で開発されている、非常にカスタマイズ性が高いソフトです。
- 技術的な評価:
非常に高機能な反面、設定項目が膨大で複雑です。万が一トラブルが起きた際、どの設定を見直せばよいか自分で原因を切り分けられる、PC知識のある中・上級者向けのソフトと言えます。
- 「右クリックした時の挙動を変えたい」「画質の色味を細かく調整したい」といった上級者。
⑥ MPC-HC (Media Player Classic Home Cinema)
~ 見た目はクラシックだが、動作の軽さはトップクラス ~

見た目は昔のWindows Media Playerそっくりですが、中身は別物です。有志によって開発が続けられています。
- 技術的な評価:
CPUへの負荷が極端に低いです。私が検証した中では最もメモリを消費しませんでした。「パソコンが古くてDVD再生が重い」と悩んでいる方にとっては救世主になり得ます。ただし、画質をきれいにするような補正機能は弱いです。
- 5年以上前の古いパソコンを使っている方。
- 余計な機能はいらない、シンプル・イズ・ベストな方。
⑦ SMPlayer
~ 続きから再生するのが得意な、隠れた名作 ~

内部で強力なエンジンを使っている、使い勝手を整えたソフトです。
- 技術的な評価:
「設定を記憶する」機能が優秀です。再生を途中で止めてソフトを閉じても、次に開いた時に自動でその場所から、その音量で再開してくれます。地味ですが、毎日のように映画を見る人にはとても親切な設計です。
- 映画を途中で止めて、翌日また続きから見ることが多い方。
4. 【トラブル解決】それでも再生できない時は?(Q&A)
ソフトを入れても動かない……そんな時は、ソフトではなくPC側に原因があるかもしれません。よくある質問と解決策をまとめました。
A. システムにMPEG-2ビデオデコーダーが不足しています。
これは、音声データ(AC-3など)はデコードできているものの、映像データ(MPEG-2)を描画するためのコンポーネントがWindows標準機能として搭載されていないために発生する現象です。
- 解決策: PlayerFabやVLCのような、ソフト内部に「MPEG-2デコーダー」を内蔵しているプレーヤーを使用してください。これらはOSのコーデックに依存せず、単独で映像を描画できます。
Q2. 再生はできるけど、映像がカクついたり止まったりします。
A. CPUへの負荷、またはドライブの電力不足です。
特にノートPCで外付けドライブを使用している場合に多発します。
- チェック1(電力): USBハブ経由で接続していませんか? 薄型ドライブは電力を食うため、PC本体のUSBポートに直接接続してください。
- チェック2(処理能力): 再生ソフトの設定で「ハードウェアアクセラレーション」を有効(ON)に切り替えてください。PlayerFabなどの対応ソフトでは、映像処理の負荷をCPUからGPUへオフロードさせることで、システム全体の負荷を下げ、カクつきのないスムーズな再生が実現します。
Q3. 海外で購入したDVDを入れたら再生できませんと出ます。
A. ドライブの「リージョンコード」制限に引っかかっています。
DVDドライブには地域ロックがかかっており、日本のPC(リージョン2)では、北米版(リージョン1)などのディスクは物理的に弾かれます。
- 解決策: デバイスマネージャーでドライブの地域設定を変更することもできますが、変更回数に上限(通常5回)があり、最後はロックされてしまいます。 PlayerFab DVD プレーヤーを使えば、ドライブの変更回数を消費せずに海外DVDを楽しめます。
5. まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!最後に、テックエディターとしての結論をお伝えします。
- 画質・使いやすさ・対応力で選ぶなら → PlayerFab DVD プレーヤー
私が検証した中で、最もトラブルが少なく、かつ映像がきれいでした。特に大画面で見る方や、PC設定に自信がない方には最適解です。
- どうしても無料で済ませたいなら → VLC media player または MPC-HC
少し設定の壁はありますが、再生するだけなら十分な機能を持っています。
Windows 11でのDVD再生環境は、OSのアップデートで変わることもありますが、良いソフトを一本持っておけば、OSが変わってもずっと快適に映画を楽しめますよ。あなたのPCライフが、もっと快適になりますように!




